水曜日, 5月 01, 2019

Microsoft、Azure環境上でVMware基盤を構築できる「Azure VMware Solutions」を発表!

2019年4月29日、Dell Technologies WorldにてAWSで言うところの「VMware Cloud on AWS」のAzure版とも言うべき「Azure VMware Solutions」が発表されました。

Microsoft Azure上のVMware vSphereクラウドサービス、「Azure VMware Solutions」が発表 @IT 2019年04月30日
 Dell TechnologiesとMicrosoftは2019年4月29日(米国時間)、開催中のイベントDell Technologies Worldで、Microsoft AzureにおけるVMware vSphereベースのクラウドサービス、「Azure VMware Solutions」を発表した。 
 Azure VMware Solutionsは、VMware Cloud on AWSに似たソリューション。Microsoft Azureのデータセンター内のベアメタルサーバに、vSphereやVMware Virtual SAN(vSAN)などからなるVMware Cloud Foundationを自動展開することで、ホステッドプライベートクラウドを提供する。 
 以前、マイクロソフト側が先走って対応すると報道され、VMware側が否定するといったことがあった気がしますが、遂に出ましたね。既にAzure VMware Solutionsの公式ページは存在しますが、詳細はまだ分からないですね。30日間の無料トライアルの申請フォーマットはありますが、具体的にいつからサービス開始化などは不明です。

今なお、多くの企業の既存資産はVMware上に存在しています。Azureがこのサービスを提供することはエンタープライズ系でシャアを維持するためには必須のことでしたので、ある意味これから次のステージが始まる、といったところでしょうか。Azure自体はHype-Vとの相性もよいので(というかAzureはHyper-Vの技術で作られていますし)、2大ハイパーバイザに対応しているクラウドサービスということで、Azureの更なるシェア拡大に繋がりそうです。

とりあえず、国内で何時頃サービス提供が始まるのかが知りたいですね。情報が入ったら、更新したいと思います。

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