「Oracle Cloud」の東京リージョン開設 日本オラクルが2つの狙いを語る @IT 2019年05月09日
日本オラクルは2019年5月8日、Oracle Cloudの東京リージョンを開設し、提供を開始したと発表した。同社が開発した「Generation 2 Cloud」(以下、Gen2 Cloud)で構築され、自律型データベース「Oracle Autonomous Database」などのサービスを利用できる。
このニュースは複数媒体が取り上げていますので、ご紹介しておきます。
日本オラクル、「Oracle Cloud」の東京リージョンを開設 クラウドWatch 2019年5月9日
「Oracle Cloud」東京リージョン提供開始、強みと市場戦略は TECH.ASCII.jp 2019年05月09日
「3カ月かかった導入を1日にできる」 オラクルが次世代データセンターに賭ける新戦略とは? ITmedia 2019年05月10日
大阪リージョンも6ヶ月以内(ということは少なくとも年内)に開設予定です。これも予定通りですね。これで国内だけでDR環境を構築できるようになりました。
しかしまあ、個人的にはもうあまりOracleとは関わり合いにはなりたくないので、積極的には使いたくないですね。富士通Oracle Cloud環境も残念な事になりそうですし、某所から入手したOracle自慢のOracle Autonomous Databaseの性能検証結果もなんか安定してなさそうだし、オンプレ版Oracle Databaseのライセンスについても19cからSE RACが廃止され、既存のSE RACユーザは今後EEに上げるかRACを諦めるかの選択を迫られます。
なんかもう信用出来ないですよ。確かにクラウド時代の生き残り戦略を考えると、オンプレOracleを自社のOracle Cloud環境に無理にでも引っ張ってくるというのが良い選択肢な気もします。しかし、それはOracle側の都合だけで、ユーザ側は選択肢を狭められメリットがありません。例えOracle Cloudを次期基盤に選択したユーザでさえ、その次の次はOracleを避けようとするでしょう。Oracleに自社基盤を振り回されるリスクがありますからね。ましてや、Oracle Cloudを選択しないユーザはOracle Databaseすら避けると思います。
少し前にこんな記事がありました。
OracleのCEOが予言「数十万人のOracleデータベース管理者は失業する」 Computer Weekly 2018年06月26日
OracleのCEOマーク・ハード氏が、同社の自立型データベース「Oracle Database 18c」の導入メリットを語った。同製品を導入すれば、「必要な管理者はゼロになる」という。これは勿論Oracle寄りの記事なので、Oracle Databaseの自律が進んでOracle管理者が失業する、という話を取り上げています。しかし、最近自分はOracle Databaseのシェアが減り、仕事がなくなってOracle管理者が失業すると思うようになってきました。
後半はずっとOracleに対する不満になってしまいましたが、まあ今はそんな気分なので記録としてこのままにしておきます(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿