日曜日, 5月 19, 2019

Oracle Cloud日本リージョン開設!&Oracle社に対する不満

予定通りOracle日本リージョン(東京リージョン)が開設しました。

 日本オラクルは2019年5月8日、Oracle Cloudの東京リージョンを開設し、提供を開始したと発表した。同社が開発した「Generation 2 Cloud」(以下、Gen2 Cloud)で構築され、自律型データベース「Oracle Autonomous Database」などのサービスを利用できる。
このニュースは複数媒体が取り上げていますので、ご紹介しておきます。

大阪リージョンも6ヶ月以内(ということは少なくとも年内)に開設予定です。これも予定通りですね。これで国内だけでDR環境を構築できるようになりました。

しかしまあ、個人的にはもうあまりOracleとは関わり合いにはなりたくないので、積極的には使いたくないですね。富士通Oracle Cloud環境も残念な事になりそうですし、某所から入手したOracle自慢のOracle Autonomous Databaseの性能検証結果もなんか安定してなさそうだし、オンプレ版Oracle Databaseのライセンスについても19cからSE RACが廃止され、既存のSE RACユーザは今後EEに上げるかRACを諦めるかの選択を迫られます。

なんかもう信用出来ないですよ。確かにクラウド時代の生き残り戦略を考えると、オンプレOracleを自社のOracle Cloud環境に無理にでも引っ張ってくるというのが良い選択肢な気もします。しかし、それはOracle側の都合だけで、ユーザ側は選択肢を狭められメリットがありません。例えOracle Cloudを次期基盤に選択したユーザでさえ、その次の次はOracleを避けようとするでしょう。Oracleに自社基盤を振り回されるリスクがありますからね。ましてや、Oracle Cloudを選択しないユーザはOracle Databaseすら避けると思います。

少し前にこんな記事がありました。
OracleのCEOマーク・ハード氏が、同社の自立型データベース「Oracle Database 18c」の導入メリットを語った。同製品を導入すれば、「必要な管理者はゼロになる」という。
これは勿論Oracle寄りの記事なので、Oracle Databaseの自律が進んでOracle管理者が失業する、という話を取り上げています。しかし、最近自分はOracle Databaseのシェアが減り、仕事がなくなってOracle管理者が失業すると思うようになってきました。

後半はずっとOracleに対する不満になってしまいましたが、まあ今はそんな気分なので記録としてこのままにしておきます(笑)

0 件のコメント: