木曜日, 1月 13, 2022

RHEL8でLVMディスクを構成したら起動時に「Timed out waiting for device~」のエラーが出て起動に失敗する

自分用のメモです。

 久しぶりにRedHatしかも8のセットアップを行いました。クラウド環境で構築したのですが、/usrをRootと別にする必要があり、LVMでボリュームを作成、/usrを移行したところ、起動に失敗、レスキューモードに。。。起動時に以下のログが出ています。

Timed out waiting for device~

まあ、タイムアウトですよね。今回は時間がなかった&LVMは必須要件ではなかったので、LVMをやめましたが、対応策を後から調べたので纏めておきます。

1.フィルタをかける

今回のタイムアウトはサーバ起動時にvgscanコマンドが実行され、LVM構成のスキャンが行われることが原因と考えられます。そこで、このスキャン設定にフィルタをかけて、対象のLVMをサーバ起動時にスキャンされないようにすることが可能です。詳細は公式を。

4.5. フィルターを使用した LVM デバイススキャンの制御

2.タイムアウト値をチューニングする

/etc/fstabの定義で、タイムアウト値を設定することが可能です。こんな感じです。

/dev/mapper/XXX / ext4 defaults,x-systemd.device-timeout=300 1 1

知らなかった。まあ、やろうと思ったこともないですが。。。


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