土曜日, 7月 28, 2018

【クラウドサービス動向その5】Oracle Innovation Summit Tokyo 2018に行ってきました①

久しぶりの投稿です。

最近はクラウド関連の仕事しかしていないのですが、その関連?ということで「Oracle Innovation Summit Tokyo 2018」に行ってきました。Oracle Cloudとはなっていませんが、基本的にOracle Cloudについてのイベントとなっていました。

Oracle Innovation Summit Tokyo 2018

基調講演を聞いたので、ちょっと纏めておきます。

【シッダールタ・アガルワル氏】
ちょっと言いにくい名前のアガルワル氏はOracle Cloud全体の話をしてくれました。特にAutonomous関連の話が多かったですが、チャットボットなども簡単に作れるよ、というデモがありました。デモはチャットボットの動作です。
どこまでOracle Cloudの機能でどの程度作り込みが必要なのかが分からなかったので、なんとも言えませんが、自分がイメージしているOracleっぽくないサービスの紹介だったので、面白かったですね。あとデモは英語だったので、日本語対応などはどうなるのでしょうか。
あとはAutonomousの話で、レガシーシステムをRPAを入れて自動化に組み込んだという海外事例の話がありました。Oracleの言っているAutonomousはクラウドサービスだけでなくて、ビジネスプロセス全体の自動化だよ、ということですよね。

【マリア・コルガン氏】
コルガン氏はひたすらAutonomous Database Cloudの話でした。まあ、Oracleの一番の売りですし、今回はこの話が聞きたかったので参加したみたいなところもあります。
AWS、Azure、なぜかMariaDB、PostgreSQLまで持ち出して、他のサービスとの優位性を話していました。こうやって躊躇なく競合他社と比較してくるのがOracleっぽいですよね。

【ローレント・ジル氏】
ジル氏は5ヶ月前にOracleに起業した会社を買収され、Oracleに参加したそうです。ジル氏の話はすべてOracle Cloud Infrastructure(OCI)に関連するものでした。AWSもAzureもGCPも良いものだからどうぞ使ってください、でもOracle Cloudも良いので使ってみてください。という自分的にはOracleらしからぬスタンスのセッションだったという印象です。スーツではなく、Tシャツでしたし。話の半分が既に国内に存在しているEdge Servicesについてでしたが、OCI自体もVery Very Very Soonに国内で提供されるとのことです。
実際にパフォーマンステスト結果などのスライドもありましたが、日本リージョンでのテスト結果とのことでしたので、まあ年内とかに開設されるんでしょう。

午後のセッションもいくつか聞いてきました。Oracleと繋がりの強いSIerは既に色々検証しているようで、その率直な感想が面白かったです。第一世代は酷かったよとか。使ってるんだけど(笑)
あとはNTTデータ先端技術のセッションは色々面白かったですね。AWSから人材を引き抜いているから、AWSのデザインパターンが適用できるという話もためになりました。

ちょっと長くなったので、一旦ここまでで区切っておきます。

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