「同意がなければ違法、罰金最高3000万円」迷惑メール法改正案が成立 IT Pro 2008年6月2日
改正法の施行日は、「公布の日から起算して6カ月以内において政令で定める日」となっていて、まだ具体的にいつから施行かは決まっていないようです。
おもな改正点は2つで、
・法人への罰金上限100万円→3000万円
・件名に『未承諾広告※』を付ければ送っても良かった→同意がなければ送ってはだめ(迷惑メール)
となっています。受信者への同意の取り方等々に関してはガイドラインを定めるようです。
その他にも何点か迷惑メールの捜査、停止を行いやすいように改正されています。以下はIT Proの記事より引用です。
・電気通信事業者(プロバイダーなど)は、送信者情報が偽られているメールの送信を拒否できるといった具合です。他にも法律の適用範囲を「国内のメールサーバーに対してメールを送信した者も含む」と明記しているそうです。
・総務大臣は、同法の違反者を特定するために、メールアドレスなどの契約者情報の提供をプロバイダーなどに求めることができる
・メールの送信者だけではなく、送信委託者も法の適用対象にする
・迷惑メール対策を行う外国執行当局に対して、その職務に必要な情報の提供を行うことをできる
この法律で迷惑メールが減れば良いんですけどね。
<参考>
迷惑メール法の改正案が成立、事前同意無しの広告メール送信は違法に INTERNET Watch 2008年5月30日
新旧対照条文(PDF)
迷惑メール対策 電気通信消費者情報コーナー(総務省)
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