日曜日, 7月 14, 2019

日本政府共通プラットフォームにAWSを採用との報道

日本政府の共通プラットフォームにAWSが採用されると報道されています。
[独自記事]政府が共通プラットフォームにAWSを採用へ、来秋稼働 日経 xTECH 2019/07/12
 政府は2020年10月に運用を開始する予定の「政府共通プラットフォーム」に米アマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」を採用する方針であることが分かった。日経 xTECHの取材に複数の政府関係者が明らかにした。
 政府共通プラットフォームは政府情報システムのプライベートクラウド基盤である。政府は民間クラウドサービスの利用を前提に次期基盤となる「第二期整備計画」を進めており、現行の政府共通プラットフォームに比べて5割超の運用コスト削減を目指す。 
 政府は2018年度から政府共通プラットフォームの整備に向けた入札を実施し、このうち設計・開発などの請負業務の一般競争入札について、アクセンチュアが19年5月に4億7520万円で落札して受託契約を結んだ。政府関係者によると、アクセンチュアはAWSの利用を前提に設計・開発を進めている。
 これまで自治体などの行政機関が個別にAWSなどのクラウドサービスを利用する事例はあったが、政府がAWSを大規模に採用するのは初めてと見られる。
現行の政府共通プラットフォームは2013年から稼働していますから、7年ちょっとで次世代に交代となりますね。元々クラウド化していくと宣言していたので、まあそうなりますよね、くらいの感想ですが、AzureではなくAWSか、という気もします。きっとマイクロソフトのハイタッチも頑張ったんでしょうけどね。今回はAWSに軍配が上がったようです。

米国のみならず国内も政府系システムがメジャークラウドに行く流れですから、まずます民間もメジャークラウドに流れていきそうです。国産クラウドはますます苦しい状況になりそうですね。もう少ししたら、統廃合が進むようになるかもしれません。次の2,3年でまたプラットフォームとしてのクラウドの状況が変化しそうです。目が話せませんね。

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