セキュリティベンダーの米サンベルトソフトウエアがドイツのコンピューターウイルス検査機関「AV-Test.org」のデータを基に、年ごとに出現したウイルスの種類を集計し発表しました。その結果、2007年は2006年の5倍以上の549万960種類が確認されたそうです。
2007年に出現したウイルスは500万種類以上、昨年の5倍以上に IT pro 2008年1月25日
以下は記事の中に記載されている、年ごとに出現したウイルスの種類です。
1985年 564種類
1986年 910種類
1987年 389種類
1988年 1738種類
1989年 2604種類
1990年 9044種類
1991年 1万8384種類
1992年 3万6822種類
1993年 1万2287種類
1994年 2万8613種類
1995年 1万5988種類
1996年 3万6816種類
1997年 13万7716種類
1998年 17万7615種類
1999年 9万8428種類
2000年 17万6329種類
2001年 15万5528種類
2002年 19万9049種類
2003年 17万8825種類
2004年 14万2321種類
2005年 33万3425種類
2006年 97万2606種類
2007年 549万960種類
数字だけ並べてしまうと分かりにくいですが、2005年→2006年→2007年の伸びはすごいですね。記事内にも書いてありますが、これほどまでに種類が増えた原因のひとつは亜種の増加だと思います。
またそれ以外にも、高度なウイルス作成ツールが出回り、それ程知識がなくてもウイルス、亜種を簡単に作成することが出来るようになったこと、そしてスピア攻撃(ターゲットアタック)の増加が原因ではないでしょうか。
しかし、こう攻撃手段が増えていくと、守るほうも大変ですよね。ウイルス作成者とのいたちごっこは、もうしばらく続きそうです。
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