木曜日, 1月 03, 2013

箱根七福神

情報セキュリティどころか、ITに一切関係ない話題ですが…。

箱根七福神巡りに行って来ましたので、ご紹介です。
七福神巡りというのは、江戸時代から流行っているスタンプラリー?的なもので、色々なところに七福神巡りコースというものが用意されています。昨年も別の場所に行っていたのですが、今年は箱根のに行ってみました。

1.大黒天(守源寺・畑宿)
インド出身。
元々はヒンドゥー教のマハーカーラ神(シヴァ神の別名、化身?)だそうです。ケタ違い!

それが七福神に名を連ねているのは、密教、神道、大国主大神等々、諸事情がありますが、長くなるので、割愛。

「感謝の生活を行う物に、開運財福と慈悲を与える。」とのことです。

2.恵比寿神(箱根神社・元箱根)
七福神の中で、唯一の日本出身。
元々は漁業の神様だったということで、如何にも周りを海に囲まれている日本出身の神様、という感じがしますね!
「誠実な努力と行う者に、商売繁盛と幸福を与える。」とこのとで、今は色々担当しています。

残念ながら開帳されておらず、拝観できませんでした。

3.布袋尊(興福院・元箱根)
中国出身。というか、唐末の明州にいたとされる僧侶です。
色々と伝説があるそうで、もはや仙人的な存在ですね。(信仰は違うけど。)
「寛大な心を持つ者に、笑顔と平和を与える。」とのことです。

4.寿老人(本還寺・箱根町)
中国出身。道教の神仙で南極星の化身の南極老人。
後述する福禄寿と同一人物疑惑があり、七福神から外されていたこともあるそうです。なお、その際は代わりに「猩猩」を入れるそうです。
「徳を行い続ける者に、家庭の円満と長寿を与える。」とのことです。

相棒の牡鹿はいませんでした。

5.毘沙門天(駒形神社・箱根町)
インド出身。元々はヒンドゥー教のクベーラ神。
「信仰ある者を守護して、実行力と勇気を与える。」とのことですが、元々のクベーラ神は富と財宝の神だそうで、もう色々被ってますね。シヴァ神とも仲良しだそうです。

想像以上に上手く撮れませんでした…。

6.弁財天(阿字ケ池弁天・芦ノ湯)
インド出身。七福神の紅一点ですが、元々はヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。
カップルでお参りすると嫉妬され、そのカップルは別れてしまう、なんて聞きますが、サラスヴァティー神はヒンドゥー教の創造神ブラフマーの妻であり、人類の始祖マヌの母親でもあります。人如きに嫉妬しますかね(笑)
(ギリシャ神話あたりなら嫉妬しそうですが、インドはどうなんでしょうか?今度雰囲気を調べてみようかと思います。)
「美しい心を持つ者に、美と芸術と知恵を与える。」とのことで、元々サラスヴァティー神は芸術、学問などの知を司る女神ですから、ぶれてないですね。

ここの弁財天は身体が蛇になっていると聞いていたので非常に楽しみにしていたのですが、残念ながら開帳されておらず、拝観できませんでした。

7.福禄寿(山王神社・小桶谷)
中国出身。道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人。つまり、寿老人と同一疑惑なわけです。
「敬愛の心を持つ者に、人望と健康を与える。」とのことです。

ご興味のある方は、以下の地図を参考に、ぜひ拝観してみて下さい!
箱根七福神 小涌園さん?

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