先日、知人から使っていないというノートパソコンを貰い受けました。最近普段使っているパソコン(Windows XP)の動作が重いので、Linuxに入れ直そうかと思いつつも、やっぱりWindows機がなくなると不便かな、と悩んでいた所だったので、この新しい(といっても古い)ノートパソコンにWindows XPを入れ、今使っているパソコンにCentOSを入れることにしました。ということで、古いパソコンにWindows XPをセットアップした時のメモです。
貰ったパソコンのスペックは以下のとおり。
・CPU:PentiumⅢ700MHz
・メモリ:256MB
・HDD:20GB
Windows 98、2000 Pro用のマシンですが、メモリを増強してあるのでXPを入れても全く問題ありませんでした。なぜかOSがCPUの周波数を500MHzと認識する(しかも時々700MHzと認識する)なぞ現象が見られるのですが、それはまたの機会に調査することとしましょう。
ちなみに、今更ながらですがWindows XPの必要、推奨ハードスペックは以下のとおりです。
■Windows XP必要、推奨ハードスペック
・CPU:Pentium-233MHz以上、300MHz以上推奨
・メモリ:64MB以上、128MB以上推奨
・ハードディスク:1.5GB以上の空き
※メモリ96MB以下では一部機能制限
128MBのメモリでは、今は厳しいですよね。まあ、こんな記事もありますが↓。
Windows XPは8MHzのCPUと20MBのメモリで動作可能 GIGAZIN 2007年2月26日
実際のところ、OSを入れただけ100MB弱、ウイルス対策ソフトなどを入れたら、何もアプリを起動しなくても200MB近く使うようになってしまいました。しかし、Windows Vistaが出た今になって考えてみると、Windows XPの必要スペックって低いです。ご参考までにWindows Vistaの必要ハードスペックも書いておきます。
■Windows Vista必要、推奨ハードスペック
・CPU:クロック800MHz以上の32bit/64bitプロセッサ、1GHZ以上推奨
・メモリ:512MB以上、1GB以上推奨
・グラフィックメモリ:128MB
・ハードディスク:15GB以上の空き
※推奨以上のハードスペックがないと機能制限がかかる
今時のパソコンはこのぐらいのスペックを持っているものが多いですが、XPの時と比べると随分必要スペックが高くなったなあ、と思います。
確かに、XPでもOfficeソフトなどを快適に利用したいのであれば最低でも512MB以上のメモリが必要ですし、ゲームや画像、映像の編集などのそれ以上のことをするのであれば更にスペックが必要になります。しかし、ただ純粋にWebブラウザだけ使えれば良いやということであれば、メモリ256MBのWindows XP機で十分でしょう。(ただし、動画サイトなどは結構動作が厳しくなりますが。)
私の周りには結構Windows 2000 Proのファンが多いのですが、個人的にはWindows XPはかなり良いOSではないかと思います。もちろん、初期出荷からかなり時間がたち、今やSP3まで出てかなり安定しているからだとは思うのですけどね。
Windows XPはProfessional Edition、Home Editionとも2014年4月8日まで延長サポートされます。まだまだ現役で頑張ってもらいましょう!
<参考>
Windows XPとは何か? @IT 2001年11月16日
Vistaの地平線 第1回 Windows Vistaとは何か? @IT 2006年9月15日
Windows XP Home Edition のサポート期間の延長 マイクロソフト
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