水曜日, 1月 23, 2008

リモートデスクトップ接続のポート番号を変更する

リモートデスクトップ接続が利用するデフォルトのポート番号は3389番ですが、レジストリを変更することによってポート番号を変えることができます。変更するキーは以下の通り。(ちなみに、Windows Server 2003 R2でテストしました。)
HKEY_LOCAL_MACHINE 中の \SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp キー
名前:PortNumber
種類:DWORD
データ:3389(10進数)
サーバ側のポート番号を変更した場合は、クライアントも変更後のポート番号を指定して接続する必要があります。リモートデスクトップ接続での接続先コンピュータの指定が変更前は「192.168.0.100」だった場合、変更後は「192.168.0.100:4000」と指定します(ポート番号を4000に変更した場合)。ブラウザと一緒ですね!

さて、ここからが本題で、リモートデスクトップWeb接続の場合、以下のように設定を変えます。
default.htm(%systemroot%\Web\Tswebにいます)を開き、MsRdpClient.AdvancedSettings2で始まるエントリの後に、以下のエントリを追加する。

MsRdpClient.AdvancedSettings2.RDPPort = ポート番号
【Point】
リモートデスクトップWeb接続では、画面はHTTP(80番など)で開くことができます。ただし、実際の通信は3389番(デフォルト)で行います。リモートデスクトップ接続の利用ポート番号を変更したい場合は、サーバのレジストリと、Web接続の設定両方を変更する必要があります。

あまりポート番号を変更して利用するものではないとは思いますが、ご参考までに。

<参考>
ターミナル・サービス/リモート・デスクトップ接続のポート番号を変更する @IT 2003年9月27日
リモートデスクトップWeb接続の注意点 へっぽこエンジニアの外部記憶装置 2006年2月8日

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