月曜日, 1月 21, 2008

「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」による脆弱性の修正完了件数が1,000件に到達

IPAとJPCERT/CCは2004年7月以降、ソフトウエアやWebサイトに関する脆弱性情報をユーザーから受け付け、ソフトウエアの開発者やWebサイトの運営者などに報告し、修正のために必要な調整を行う活動を実施しています。そして、本活動によって修正されたソフトウェア、Webサイトが2007年第4四半期(10月~12月)で累計1000件を突破したそうです。

ただ、発表資料を読んでみると、報告された脆弱性は1,749件(ソフトウエア626件、Webサイト1,123件)なのに対し、修正された件数が1,002件(ソフトウェア254件、Webサイト748件)となっています。結構脆弱性が発見されたという連絡が行っても、修正されていないようです。せっかくこのような活動が行われているのですから、既知の脆弱性について放って置くようなことはせず、しっかりと対応して欲しいものですね。

ソフトウエア等の脆弱性関連情報に関する届出状況 [2007年第4四半期(10月~12月)]
 IPA 2008年1月18日
「修正されたソフトとWebサイトが1000件突破」、脆弱性届け出の成果 IT Pro 2008年1月18日

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