Windows Vista Ultimateのサポート終了は2017年4月11日に決まったようです。これがどうしてニュースになるのか?それを簡単に説明しましょう。
マイクロソフトのWindowsのサポートにはメインストリームフェーズ と延長フェーズがあり、延長フェーズというのはビジネスモデルのOSのみサポートされます。つまり、Windows Vistaで言うと、Windows Vista Home Basic、Windows Vista Home Premiumのサポートは発売開始から5年、つまり2012年4月10日までなのですが、ビジネスモデルのWindows Vista Business、Windows Vista Enterpriseはそこからさらに2017年4月11日までセキュリティ関連パッチの適用と有償サポートを受けることが出来ます。この辺りの詳細については、以下のリンクをご参照ください。
Windows OSの有効期限を考える このブログの以前の記事
Windowsデスクトップ製品のライフサイクル マイクロソフト
さて、ここで問題となるのはWindows Vista Ultimateというエディションです。このエディションはWindows Vistaの全ての機能が盛り込まれたWindows Vistaの最上位版で、ハイエンドのヘビーユーザーやパソコンゲーマーをターゲットにしたエディションです。つまり、ビジネスモデルではないわけです。(もちろんビジネスで利用することに問題はないと思いますが・・・。)ということは、Windows Vista Ultimateには延長フェーズがないということになりそうなのですが、最上位版に延長サポートがなく、下位のWindows Vista Business、Windows Vista Enterpriseにだけ延長サポートがあるのもおかしな話ではあります。そこで、マイクロソフトはどうするのかなぁと一部で注目されていたのですが、どうやらWindows Vista Ultimateも延長フェーズまでサポートを行うことになったようです。これで心置きなくWindows Vista Ultimateを購入できますね!(私は買わないですけど・・・。)
Windows Vista Ultimateのサポート終了は2017年4月11日に Enterprise Watch 2006年12月8日
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