日曜日, 12月 17, 2006

個人情報辞書を利用してメールを検閲

メールをアーカイブ、検閲する製品というのは最近たくさんの種類が市場に出てきていますが、その中でも機能、実績ともに他よりも一歩秀でた製品の一つに「GUARDIANWALL」という製品があります。その「GUARDIANWALL」の新新版が2007年1月10日から出荷されるそうです。
メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL」およびメール/Web統合管理ソフト「GUARDIANSUITE」監査機能を強化した新バージョンを1月10日より販売開始 ニュースリリース
メール・フィルタリング新版,個人情報辞書を用いて個人情報らしさをスコア化 ITpro 2006年12月13日

この新版では様々な機能の強化、追加がされているようなのですが、その中でも私が注目したのは「個人情報検査機能」というものです。キャノンシステムソリューションズのニュースリリースには、「個人情報検査機能」について以下のような説明があります。
人名や地名、郵便番号などが登録された辞書を搭載しました。この辞書とメール文書を照合することで、個人情報を含む度合いをスコア付けすることができます。このスコア数値によるフィルタリング条件を設定することで、個人情報の流出を抑止することが可能です。
今までのメール検閲製品では、あらかじめ「価格表」等のキーワードを入力しておく必要がありました。その一方で、最近はファイルサーバや個人が利用しているPCから個人情報を探す製品というのが注目を浴び、次々に登場、機能強化が図られています。私はこの個人情報を探すという機能とメールの検閲とを組み合わせた製品がそろそろ出てくると思っていましたので、やっと出てきたなと思うところです。

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