水曜日, 12月 06, 2006

2007年の脅威トップ10

マカフィーが2007年のセキュリティの脅威トップ10予測を発表しています。以下はマカフィーのプレリリースからの引用です。
  1. eBayなど利用者数の多いオンラインサービスの偽のログインページを利用した、パスワードを盗み出すWebサイトが増加。
  2. スパム、特に帯域幅を消費する画像入りスパムの数が引き続き増加。
  3. Webでのビデオ共有の普及により、ハッカーが悪性コードの配布手段としてMPEGファイルを狙うことは避けられない。
  4. 携帯電話の「多機能化」、接続対象の増加により、携帯電話への攻撃が拡大。
  5. 営利目的のPUP:Potentially Unwanted Program(不審なプログラム)の増加を受け、アドウェアが主流に。
  6. 個人情報の盗難、データの紛失が引き続き社会的問題に -- 主なルートはコンピュータの盗難、バックアップの紛失、情報システムの乗っ取り。
  7. ボットなど自動タスクを実行するプログラムの使用がハッカーの間で増加。
  8. ディスクの既存ファイルを改変するファイル感染型のマルウェアやウイルスが復活。
  9. 32ビットプラットフォームでルートキットが増加するものの、防御、修復機能もそれに伴って強化。
  10. 脆弱性の闇市場など脆弱性が引き続き問題に。
McAfee Avert Labs、ハッキング全盛時代の到来を告げる2007年の脅威トップ10を予測 マカフィー 2006年12月1日

全体的に見ると、来年は今年起きている問題がより悪化し、さらにその影響範囲が増えていくといった感じでしょうか。来年も情報セキュリティの話題には事欠かない1年になりそうです。

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