米AT&Tは米国時間8月29日,何者かが同社のコンピュータ・システムに侵入し,クレジット・カード情報など顧客の個人情報にアクセスしたことを 明らかにした。今回のサイバー攻撃により,同社のWebストアからDSL機器を購入した1万9000人弱の顧客情報が流出した可能性があるという。AT&T,不正侵入により約1万9000人分の顧客情報が流出 ITpro 2006年8月31日
この不正侵入は週末に発生した。同社は,侵入開始から数時間以内に探知し,ただちにオンライン・ストアを閉鎖するとともに,影響を受ける可能性がある主要クレジット・カード会社に通知したと説明している。
(中略)
同社は現在,被害の対象となった顧客に電子メール,電話,書簡などで通知を行っている。AT&TのCPO(最高プライバシ責任者)である Priscilla Hill-Ardoin氏は,「今回の事件を誠に遺憾に思う」とコメントしている。同社は,この事件の影響を受ける顧客に対してクレジット・カードなどの 不正利用を監視するサービスの料金を負担すると申し出ている。
「個人情報が漏えいし、クレジットカードが不正利用される危険がある。」これは、漏えいされた個人情報の持ち主にも、漏えいしてしまった企業にとっても最悪のシナリオですね。
<参考>
AT&Tに不正アクセス、顧客情報が漏えい ITmedia 2006年8月30日
米AT&Tの発表資料(英語) 2006年8月29日
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