水曜日, 6月 07, 2006

最近のセキュリティ関連ニュース

CNET Japan内のブログでまきさんが述べているように、最近セキュリティ関連ソフトの発表が続いています。大手のセキュリティベンダーであるシマンテック、マカフィーのロードマップ等の発表はもちろん興味深いものがありますが、特筆すべきはやはりマイクロソフトのセキュリティ関連製品への本格参入に関する報道でしょう。

確かに、マイクロソフトは以前よりセキュリティビジネスへの参入の意思と、マイクロソフトが参入する必要性について語ってきました。そして最近になって、マイクロソフトがどのようにセキュリティビジネスに参入してくるのかがより具体的に見えてきたのではないでしょうか。そこで今回は、ほんの一部になりますが、最近のマイクロソフトのセキュリティ関連のニュースを取り上げてみたいと思います。

米マイクロソフトが統合セキュリティサービス「OneCare」を正式に開始
 IT Pro 5月31日
これはマイクロソフトが統合セキュリティサービスを米国で開始したというニュースです。このブログでも取り上げました。(MSのセキュリティ製品「Windows OneCare Live」、まもなく正式デビューへ 6月1日)

マイクロソフト、ウイルスをスキャンする「Windows Live Safety Center Beta」の日本語版を開始
CNET Japan 5月31日
これは、マイクロソフトがオンラインでウイルススキャンを行うサービスのベータ版のサービスを開始したというニュースです。利用するためにはソフトをインストールする必要があります。トレンドマイクロにも似たようなサービスがありますよね。

マイクロソフト、無償のスパイウエア対策ソフト日本語ベータ版を公開 IT Pro 6月2日
これは、マイクロソフト製日本語版のスパイウエア対策ソフトのベータ版が公開されたニュースです。スパイウエア対策を行っていないインターネットユーザの方は、一度試してみる価値があるかもしれません。

【Windows Vistaの新機能一覧】第1回---基本機能とセキュリティ IT Pro 6月7日
「Windows Vista」におけるセキュリティ強化の概要が公開 IT Pro 6月6日
Windows Vistaで大幅強化されたセキュリティとモバイルパフォーマンス IT media 5月30日
この3つはマイクロソフトの次期OSであるWindows Vistaに実装されているセキュリティに関するニュースです。Vistaではボリュームの暗号化を行うことができたり、フィッシング対策が実装されているブラウザであるIE7が使えたり(XPでもIE7は利用できるが、Vista版とはちょっと違うらしいです)、外向きの通信をブロックすることができるパーソナルファイアウォールが実装されていたり(XP SP2のパーソナルファイアウォールは内向きだけブロックできる)、現在ベータ版が公開されているスパイ対策ソフト「Windows Defender」がデフォルトで入っていたりするそうです。他にも色々とセキュリティが行われている部分があるので、そのうちまとめたいなぁと思っています。

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