火曜日, 1月 29, 2008

トレンドと東大、「Webリンク構造の解析」の成果を発表

トレンドマイクロと東大が、Webページ同士の相関を調べた研究「Webリンク構造の解析」の成果の一部を発表したそうです。
アダルト・サイトは相互リンクが多い,トレンドと東大が研究成果を発表 IT Pro 2008年1月28日

研究の内容は以下の通り。
研究はトレンドマイクロのデータベースから無作為に抽出した700のWebページのリンクを3ホップまでたどり,どういったカテゴリのWebページに行き着くかを調べたのもの。2007年6月から2008年1月まで行われ,最終的に約1247万2530のページを調べた。
研究の結果、カテゴリごとにリンクの構造が違うとこと(アダルトサイトは相互リンクが多いとか)が分かったそうで、この成果を利用すると「サイトにアクセスする前に,危険なサイトかどうかを判断するシステム」や「改ざんされたサイトに通常ではありえないカテゴリのサイトがリンクされている場合,これを検知するという手法」を実現できるかもしれないとのことです。

Webサイトの閲覧も、結局人がやることですから誤った判断というのはどうしても起きてしまいます。それを防ぐ方法として、今後はこういった技術が注目されていくのかもしれませんね。

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