今回の選挙結果について、事前予想と実際の結果を比較分析してもらいました。
以下、サマリです。
📝 2025年参院選 予測と実際の結果の比較サマリ
✅ 予想通りだった点
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与党(自民+公明)の過半数割れ
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自民党は予想通り歴史的大敗(39議席)、公明党も微減(8議席)で与党全体で改選過半数届かず。
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結果として、参院でも少数与党に転落。
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新興政党の躍進
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国民民主党:改選4→17議席。
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参政党:改選1→14議席。
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どちらも終盤の情勢調査どおり大幅増を実現。
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1人区での野党優勢
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東北・西日本など多数の1人区で野党系候補が勝利。与党が守れたのはごくわずか。
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立憲民主党の横ばい
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終盤予測通り、改選前の22議席を維持。大きな増減はなし。
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❗ 予想外だった点
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新興勢力の得票が想定以上
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比例で国民民主・参政が立憲民主党を上回る得票。野党再編を迫るレベルのサプライズ。
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公明党の複数区敗北
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神奈川・埼玉などで現職が落選。支持母体の地盤低下が予想以上に深刻。
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共産党の壊滅的後退
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予想は5議席前後だったが、実際は3議席のみと大幅減。
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自民重鎮の相次ぐ落選
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二階伸康(和歌山)、武見敬三(東京)など有力候補の敗北が相次ぎ、政党内に衝撃。
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少数政党・無所属の健闘
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社民党が1議席死守、日本保守党が2議席を獲得するなど、メディアの想定を超える結果も。
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全体として、「与党大敗・第三極躍進」という大枠は事前予測どおりだった一方で、比例票や1人区の細かい動きにおいては予想を超える波乱が多数発生した選挙でした。与党にとっては歴史的敗北、新興勢力にとっては政界地図を塗り替える選挙となりました。
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