木曜日, 8月 17, 2006

Microsoftが月例パッチを再リリース

マイクロソフトが今月リリースした月例パッチの中の1つにInternet Explorer(IE)が不正終了するという問題 があったのですが、その問題を解決するパッチが再リリースされるそうです。

このInternet Explorer(IE)が不正終了する問題が発生する月例パッチというのは「Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム (918899) (MS06-042)」で、Windows 2000 SP4とXP SP1のIE 6 SP1でのみこの問題が発生します。当初、マイクロソフトはサポートサービスに問い合わせを行ったユーザーに対し個別に修正プログラムを提供するとしていましたが、結局パッチを再リリースすることにしたようです。再リリースは米国時間8月22日までに行い、配布方法は通常のパッチと同じ方法にするとのことです。
MSがIE用パッチの修正版をリリース予定,不正終了する問題を解消 IT Pro 2006年8月16日
Microsoftが月例パッチを再リリースへ、IEクラッシュの問題を修正 ITnedia 2006年8月16日

現時点でのこの問題の回避方法は、以下の手順でIEの設定を変更し、HTTP1.1を利用しないことだそうです。(Micrisoft技術情報より)
  1. Internet Explorer 6 を起動します。
  2. [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックし、[詳細設定] タブをクリックします。
  3. [設定] ボックスで、[HTTP 1.1 設定] の [HTTP 1.1 を使用する] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
更新プログラム 918899 をインストールすると Internet Explorer 6 Service Pack 1 が予期せず終了する Micrisoft技術情報

それにしても、修正パッチにバグっておかしな話ですよ。時々ありますけどね。

<参考>
MSが8月の月例パッチ12件を公開 情報セキュリティばんざい! 2006年8月11日
8月の修正パッチにIEが不正終了する問題,Windows 2000とXP SP1が影響 IT pro 8月12日

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