木曜日, 6月 01, 2006

MSのセキュリティ製品「Windows OneCare Live」、まもなく正式デビューへ

MSは自社のセキュリティ製品「Windows OneCare Live」の提供を6月1日にも開始するそうです(米国のみ)。以下はCNET Japanからの引用です。
Microsoftは米国時間6月1日にも、「Windows OneCare Live」の提供を開始する計画だ。Microsoftがウイルス対策分野に参入する意向を明らかにしてから3年、ようやく正式デビューを迎えることになる。

 OneCareは、ウイルス対策ソフト、スパイウェア対策ソフト、ファイアウォール、バックアップ機能、Windows PCの各種調整ツールで構成されている。Microsoftは米国時間5月30日、同製品を6月1日よりオンラインおよび小売店で販売することを明らかに した。当初は米国のみでの販売になるが、その後1年間で対象地域を順次拡大していくという。
(中略)
業界アナリストらは、何らかの保護を必要としているMicrosoft製品のために、Microsoftからセキュリティ製品を購入することに困惑する可 能性はあると見ている。だが、一般ユーザーの分野では、Microsoftが広く信頼されたブランドをセキュリティ市場に持ち込むことになったと理解され るだろうと、アナリストらは分析する。

確かに、セキュリティ対策製品をWindows OSに導入する理由の1つは、WindowsなどのMicrosoft製品の脆弱性を補うといった意味があります。したがって、Microsoft製品の脆弱性を補うためのセキュリティ対策製品にMicrosoft製品を選択するのは少しおかしな気もします。しかし、実際利用するユーザはあまりそのようなことは気にしないのかもしれませんね。

価格に関してですが、国内のウイルス対策ソフトのシェア第3位(個人利用者向け)のソースネクストが定義ファイルの更新料金無料のウイルス対策ソフトを販売することを発表しています。機能はウイルス対策に限られますが、価格だけならそちらのほうが安いかなと思います。

<参考>
MSのセキュリティ製品「Windows OneCare Live」、まもなく正式デビューへ CNET Japan 5月31日
ソースネクスト、更新料無料のウイルス対策ソフト販売へ--シェアNo.1を目指す CNET Japan 5月29日

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